★豊胸手術
豊胸手術にはいくつかの種類がありますが、主流なのは生理食塩水バッグやシリコンバッグなどの人工物を入れる方法です。入れる人工物によって長所や短所があります。
豊胸手術自体は、ワキや乳房の下を切開して人工物(インプラント)を挿入します。傷痕が目立ちにくい場所にするのが一番の狙いです。ワキの下の場合は、大胸筋の下に入れやすいというメリットがありますが、ノースリーブなどを着たときに見えてしまうというデメリットもあります。
乳房の下は切開する大きさが小さくて済むというメリットがあり、実際には隠れて意外と目立ちにくいようですが、やはり気になってしまうものかもしれません。他に、乳輪に沿って切開する方法もあります。
豊胸手術で使用する人工物(インプラント)
・シリコンバッグ
豊胸手術で世界的に最も古くから利用されているのがシリコンバッグです中には液状のシリコンジェルが入っている。柔らかく感触は良いようですが、バッグが破損すると内容物が体内に漏れ出してしまうリスクがあり、アメリカのFDAでは認可をしていません。
とはいえ、心配された乳がんや自己免疫疾患などとの関係もないようで、ヨーロッパでは現在も頻繁に利用されているようです。
・コピーシブシリコンバッグ
シリコンバッグの改良型がコヒーシブシリコンです。コヒーシブシリコンとは、グミを柔らかくしたような液漏れしないタイプのシリコンです。以前は柔軟性の無さが問題となっていたようですが、現在では改良が加えられかなり柔らかいものになっているようです。現在最も良く利用されているのではないかと思います。
・生理食塩水バッグ
生理食塩水を入れたバッグも良く利用されています。生理食塩水なので万一、漏れ出しても深刻な副作用が出にくいという安全面、バッグを挿入する切開が小さくて良いという傷の問題、大きさを細かく調整できる点などが利点です。ただし、形状が不安定だったり、飛行機などで気圧が低いと膨らむなどのデメリットもあります。
・CMCバッグ
CMC(カルボキシメチルセルロース) を使用したバッグで、触感が最も人の乳房に近いということで利用されているが、アメリカのFDAやフランスで内容物が漏れた場合の副作用についての指摘がなされていて、安全性が確認できていないようです。
★プチ豊胸
プチ豊胸とは、メスを使わず、主に「SUB-Q」と呼ばれるヒアルロン酸を注入してバストアップを行う方法です。
バストアップするための豊胸術を受けるには、これまではバッグを入れるものが主流でしたが、手術が必要になるため、どうしても身体に負担をかけてしまい、仕事もある程度休まなくてはなりませんでした。プチ豊胸と呼ばれるヒアルロン酸注入法は、いつもどおりの生活をしながら、体への負担があまりかけずにバストアップできる方法として人気です。
注入するSUB-Qとは、人体に存在するヒアルロン酸での一種です。ヒアルロン酸といえば、最近では、シワ取りやプチ整形で鼻を高くするときなどにもに使われていますね。SUB-Qはしわ取り、プチ隆鼻などに使用されているものよりも粒子が約10倍大きく、バストをサイズをアップさせるのに最適です。また、通常のヒアルロン酸よりも持続期間も長く1~2年ほど効果が持続するのが特徴です。
※別の種類のヒアルロン酸を使用しているクリニックもあります。
施術の流れは、局所麻酔をした後、皮膚はいっさい切らず、SUB-Q注射していきます。クリニックによって多少の違いはありますが、乳腺下に上部とアンダー2箇所から注入してバストアップしながら形作っていきます。滑らかな曲線をつくり、バランスよく仕上げるのがドクターのセンスにかかっています。
施術後は、マッサージや包帯をして固定するなどのアフターケアの必要はなく、翌日から通常の生活に戻ることができます。